たなからたこやき

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小学六年生の四月からでも偏差値70の中学校に合格した話

こんにちは。おりんです。

本当はヲタクな話をするブログのはずが、割とまじめな話を書きます。最初で最後だね、やったあ。

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もう中学受験のシーズンも終わり、いよいよ小学五年生は新六年生としてケツを叩かれていることと存じます。

 

さて、小六を目前に控えた当時の私(中学受験生)は何をしていたかというと、

 

受験とは程遠い地方都市で遊び呆けていました

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一応通信教育をとったり(やってない)冬期講習に通ったりはしていたものの、受験に対する知識も勉強も全く足りていなかったのに、確かに私は遊んでいたのです。

 

このブログを藁にもすがる思いで見ていらっしゃる方ももしかしたらいるかもなので、

一応何故私が合格したのかを自分なりに考えて記事にしていきます。

 

はじめに言っておきますが、これが六年も前の話であるため当時と今とでは状況が違うかもしれないこと、六年生から間に合ったのは割と運要素もあったと振り返るので(理由は後述)小六の四月からの勉強である程度の成功をした本人の私でも早くからの準備を強くおすすめすることを念頭に置いていただければと思います。

 

それではレッツゴー

 

 

①SA○IXに入れた

え?あそこの塾って入るの難しいでしょ?とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、妹が先日の入室テストを受けたところ、余裕で半分取れなくても合格していたのでそこまで高いハードルではないと思います。

とにかく市販の中学受験用の教材がある程度分かっていれば十分入室できるでしょう。

さて、何故私がこれを一番初めに出したかというと、この塾の授業形態が「短期間で何周も同じ単元を回し続ける」タイプだったからです。

普通の中学受験生は四年生、五年生から遅くとも準備を始めているため、なかなか遅れを取り戻すことが難しかったりするのですが、ここならそんな心配はあまりせず、授業にしっかりついていくだけで一年弱でもしっかり中学受験に必要な学習を進めることができたのだと思います。

ちなみにここの塾の回し者ではありません笑

少々値は張りますが行ってよかったなと思います……。お父さんお母さんごめんなさい、ありがとう。

 

 

②目標が果てしなく高かった

今ざっと私が受験した偏差値を見ているのですが、自分のかつての第一志望校は74もありました。笑ってしまいます、HAHAHAマジかよ、寝言は寝て言え、と。これ塾の先生も同じこと思ってたんだろうなあ。最後までなんやかんや見捨てないでくれてありがたい。

入試問題もかなり難しく記述問題が多くてコンパスを使った作図があったりと一筋縄ではなかなか解けないタイプでした。私の年なんか理科の問題、大問一から最後までサンゴの問題でしたからね。度肝を抜かれました。

当時の私はとにかく必死でした。その中学に受かりたい一心で勉強していました。(先週母親と当時の勉強の記録を見直してそうでもないことが発覚しましたが)

結果第一志望校には合格できませんでしたが、絶対高いところに目標を置いていなかったら今の学校に通えていなかったと強く思います。

実際今の学校に入ると、周りの子たちは私の第一志望校に落ちた子ばっかりでした。不思議なもんですね。第一志望校に合格する子ってほんの一握りなんだなあと感じました。

 

 

③最後まで諦めない

わーい。これ一番大事。

今通ってる学校、普通に自分の偏差値よりも5上でしたし、何なら一次で不合格だったんですが二次で合格でした。

つまり、1月中旬のおわりにあった試験から2月の頭までの間で成績が伸びたということです。一次で落ちた人が受験者の大半とはいえ倍率も上がってるし……。

しかも、今でも覚えているのが、その社会の試験に第一志望校の過去問にそっくりな問題が出たんです。(たぶんそこはきっちり取れました)いやあ、これは運が良かった。

あとは、割と余裕で合格勢に話を聞くと、直前期に入ると勉強のペースを落として体調面に気を使う子が多かったです。つまり直前期は私たち崖っぷち勢が余裕勢との距離を詰める一番のチャンスであるといえます。度重なる不合格に何度も心が折れそうになりましたが(滑り止め落ちた時はさすがに泣いた)、めげずに最後の猛ダッシュをがんばること、これ大事。

 

 

 

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結局第一志望校には合格できませんでしたが、ネットで調べて一番初めのページをクリックすると偏差値70と出てくる学校2つと国立の中学1つ含めて4つの合格をいただくことができました。やったね。

私以外にも何人か1年勉強せずに合格した子を知っているので、短期間の勉強である程度の成功を収める話は(少数ではありますが)何もすごく特別な話じゃないと思います。それに夏からはじめて御三家の一番強い学校に入った人がいるという風のうわさも聞いたことがあります。本当かどうかわからないけど、いや、マジか。

 

でも中学高校に入ってから怠けに怠けてこの様なので……結局いい環境に入れても本人の努力次第でどうにでもなってしまうのです。

つまり中学受験がすべてではありません。別にしてもしなくてもいいんです。するかどうか迷っている方、中学受験をする意義があるかどうか、お子様と話しあって決めることがとても大切です。小六からだと本人の意思がないときつい部分がどうしても出てくると思います……。

 

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この記事で私が言いたいのは小六からでも間に合わんことはないから最後まで頑張ってほしいということです。

もしもこの記事が、画面の前に「中学受験させたいけど今からやって間に合うのか……」と悩んでいる保護者の方の参考、そして心の支えになったらうれしいなと思います。

 

おりん