たなからたこやき

多趣味ヲタクが楽しく生きる

それっぽい小説を書こう

アニョハセヨ、おりんです。

これを書き終わったら学校に行きます。

f:id:rincaaaaadayo:20180209130908p:plain

ところでみなさんは、小説を書いたことがありますでしょうか。

なかなか小説を書く敷居が高そうだとお思いの方もいらっしゃると思います。

というわけで、ここでへっぽこ物書きのおりんが割と簡単に小説をそれっぽく書く方法を今から説明して行きたいと思います。

それではレッツゴー

 

 

①まずは台本書き

f:id:rincaaaaadayo:20180209131806j:plain

例えばこの写真をパッと出された時、皆さんは二人がどのような会話をしていると想像しますか?

ホントなんでもいいです。とにかく二人のセリフを書き出してみます。

 

男「今年もカープが優勝して三連覇だな」

女「は?横浜にCSボロ負けだった癖によく言えるよね」

 

例えばこんな微笑ましい会話を思いついたとします。

そしたら次に動作も加えてみましょう。

 

男「今年もカープが優勝して三連覇だな」ボソッ

女「は?横浜にCSボロ負けだった癖によく言えるよね」呆れたように笑う

 

第一ステップはまずこれで良いでしょう。

え?クソ?こんなクソみてえな会話でも話が噛み合ってるからいいんだよヴァーカ!

 

 

②視点を決めて台本から文章に変換

さて、次は語り手を決めてみましょう。例えば男視点にしてみます。

 

「今年もカープが優勝して三連覇だな」ボソッ

彼女「は?横浜にCSボロ負けだった癖によく言えるよね」呆れたように笑う

 

そして、台本書きからちゃんとした主語述語が伴った文章に書き換えます。

 

俺は、

「今年もカープが優勝して三連覇だな」

とボソッと言った。すると彼女は、

「は?横浜にCSボロ負けだった癖によく言えるよね」

呆れたように笑った。

 

小学一年生レベルの文章でぜーんぜんオッケー!ネクスト!

 

 

③心情を考える

この時に男と女がなにを考えているかを自分の中で勝手に決めつけます。

 

男→広島が優勝すると思っている。横浜優勝という文言に多少はイラついているが、彼女のことが好きで横浜についても広島の次に好きくらいな球団なのでCSボロ負け煽りについては全く怒っていない。なんやかんや野球の話で彼女と些細な喧嘩ができることが幸せだと思っている。

女→今年こそ横浜が優勝するけど彼のことが好き。幸せ。

 

こんな感じでしょうか。

私が重要だと感じるのは、どんなに短い小説であったとしても語り手の感情はちゃんとしっかりと妄想して組み込んでいくということです。

相手の心情はそこまで考えなくても書けてしまいますが、語り手の心情がしっかりとしていないとこの後に書き込んでいく心情の描写や心象風景が疎かになって結局写真見て書いた作文みたいになってしまいがちです(当社比)。

どんなに素っ頓狂な妄想でもいいので、とにかく語り手に寄り添うこと。

 

 

④最後に一文加える

②の文章に、③で考えた心情を踏まえて、最後に一文だけ付け加えます。

 

俺は、

「今年もカープが優勝して三連覇だな」

とボソッと言った。すると彼女は、

「は?横浜にCSボロ負けだった癖によく言えるよね」

と呆れたように笑った。

こんな何気ない言い合いが、本当に、なんとなくだが、幸せだと感じた。

 

こんな感じでよろしいでしょう。

これは語り手の存在する文章なので本当にしゃべり言葉みたいな感じでいいです。文法に厳しくならなくて全然オッケー!

けっこう形になってきたのでは!?

 

 

⑤最初と最後に風景と状況を書き込む

これは本当に小学生レベルの作文を前後に書き込んでいくだけで十分です。

例えば想像を交えてですがこんな感じかなぁと箇条書きしましょう。

・草むらに座っている

シロツメクサが咲いている

・寄り添っている

・多分空は青い

これを踏まえて、前後に付け加えましょう。

 

f:id:rincaaaaadayo:20180209135101j:plain

二人で座っている草むらにはシロツメクサがたくさん咲いている。俺は、

「今年もカープが優勝して三連覇だな」

とボソッと言った。すると彼女は、

「は?横浜にCSボロ負けだった癖によく言えるよね」

呆れたように笑った。

こんな何気ない言い合いが、本当に、なんとなくだが、幸せだと感じた。肩を寄り添えあって二人で眺めた空は、どこまでも青かった。

 

 

 

f:id:rincaaaaadayo:20180209134949p:plain

それっぽい!それっぽいのが書けたよ!わーい!僕みたいな語彙力三歳児でもかけた!わーい!すごーい!

この作業に慣れれば、きっと、想像力がない……文才もない……とお悩みの皆さんもそれっぽく書けるのです。

何ならいつも推しの小説の供給を待つことしかできなかった自分が、生産者になることができるのです……

 

f:id:rincaaaaadayo:20180209135359p:plain

推しが尊いというのは人類共通のアレです。何ならDNAにも組み込まれてます。

尊い推しを残さなくてどうする!

へっぽこな記憶力の犠牲になったらどうする!

もったいない!

 

小説なら才能がなくても尊い推しをある程度尊い形で残せることができる!

最高!

へっぽこ小説を書けるようになることはオタ活の第一歩であると言えますね!

 

やったー!

 

さて、

このブログが皆様の自給自足のアレになること、

そして私の好きなジャンルの供給もアレになることを願って

このブログもおしまい!

アデュー!

おりんでした!